『murren vol.26 模様』

「街と山のあいだ」をコンセプトに、身近な自然や山をテーマにした小冊子『ミューレン』。

今号の特集は「模様」です。
アフガニスタンのキリムの絨毯、ギリシャのクレタ刺繍、ラトビアのミトン、南アフリカのズールーバスケット、日本の津軽こぎんなど、各国の布や陶器に描かれている抽象模様の意味や背景を、美しい写真とともに考察しています。

読み進めていくと、自分の身の周りにある色んな模様の意味が気になってきます。その多くがきっと自然から生み出され、それぞれに意味があり、その全てに誰かの願いや祈りが込められている…そう思うと、ほんの少し世界が優しく見えてきます。

小さな冊子ですが、読後は、自然や世界、宇宙にまで思いを巡らせてしまう一冊です。

murren編集部　650円＋税