農山漁村文化協会 1,200円
「無縁社会」という空恐ろしい言葉が定着するほど、家族や個人の孤立化が深刻です。数十年後のわが身を考えると、とても他人事とは思えません。そんな逼迫した状況の中、家族という枠に囚われないコミュニティのあり方が見直されています。今号の「住む。」では、「新・向こう三軒両隣り」と題し、ご近所付き合いのしやすい規模で集まって住む方々の具体例が紹介されています。単純な懐古主義ではない、新時代の暮らし方がそこにはあります。同じ視点の共有と、程よい距離感が快適に暮らすためのキーポイントのようです。なんだか、うらやましい!(な)