新潮社 1,000円
1992年4月25日、突然この世を去った尾崎豊さん。彼は50冊以上の膨大な量の未発表ノートを残していたそうです。あれから20年。「僕が僕であるために」と題して彼の肉筆ノートが初公開されました。デビュー前から綴られていた独白。いたずら書きやサインの練習、曲の原詩や作品化されなかった詩、制作メモや日記などが96ページにわたり掲載されています。彼は東京拘置所にいた時も綴っていたのですね。ファンなら手元に置いておきたい一冊です。
また4月6日にはノートの内容を活字に起こし、あますことなく収録した「完全版」が単行本として刊行されます。