福岡・けやき通り & 箱崎の小さな本屋

Independent Small Bookstore in Fukuoka since 2001

ホーム > 商品のご紹介 > おすすめ本・雑誌 > 「ピアノ300年 音楽の真相。」 エスクァイア日本版 2008年3月号

「ピアノ300年 音楽の真相。」 エスクァイア日本版 2008年3月号

エスクァイアマガジンジャパン 700円

Esquire (エスクァイア) 日本版 2008年 03月号 [雑誌]

 フィレンツェのクリストフォリが、ピアノの原型になった楽器を生み出して約300年。エスクァイア日本版の今月号では、楽器と演奏家に焦点を絞ってピアノの魅力や秘密を解き明かしてくれます。
 楽器に関しては、創業200年のプレイエルと30年のファツィオーリ。ショパンが愛した歴史が深い前者とピアノが生まれたイタリアで1978年に創られた新興メーカーの後者、それぞれの工場を訪ね貴重な制作現場の写真を交えながら職人のこだわりと経営者の信念を伝えてくれます。また世界の8つの主要なピアノメーカーの紹介とその音が味わえるCDを紹介しています。
 演奏家に関しては、没後25年を経た現在でも数多くCDが売れ続けている伝説的なピアニスト グレン・グールドを特集。彼に関する個性的なエピソードは一般的には常識人と思われているクラシック演奏家とは大きく隔たりが感じられることでしょう。グールド以外の歴史に名を刻んだピアニストも系譜で解説している他、クラシックからロックまでピアノを体感できるCDを堀江敏幸、原田郁子らが紹介しています。
 付録として19世紀と現代の2つのプレイエルでショパンの前奏曲を聴き比べられるCDも付属しており、大変充実した特集となっています。