福岡・けやき通り & 箱崎の小さな本屋

Independent Small Bookstore in Fukuoka since 2001

商品のご紹介

「おいしい店とのつきあい方」 サカキ シンイチロウ

2005.12.15
「おいしい店とのつきあい方」 サカキ シンイチロウ

角川書店 ¥ 1,470

 レストランは舞台。演出家の努力が真摯であればあるほど、その集大成を髄まで楽しみたいものです。本書は、そういうレストラン愛好家に向けた「最強マナーブック」です。しかし、その根底にある精神とはマナーとは思いやりであるということ。双方の心の交流から生まれる、格別な「一皿・一場面」を享受する秘訣が、著...

05・12月5日~12月11日・売上ベスト10

2005.12.12

1.「生協の白石さん」 白石 昌則 著 《講談社》

2.「きょうの猫村さん1」 ほし よりこ 著 《マガジンハウス》

3.「健全な肉体に狂気は宿る」 内田 樹 著 《角川書店》

4.「話を聞く技術!」 永江 朗 著 《新潮社》

5.「人は見た目が9割」 竹内 一郎 著 ...

フジ子・ヘミングの「魂のことば」 フジ子・ヘミング 

2005.12.09
フジ子・ヘミングの「魂のことば」 フジ子・ヘミング 

 清流出版 ¥ 1,260

 ピアニストのフジ子・ヘミングの自伝とも言える本ですが、各ページに数行づつ彼女の言葉が載っており、日めくりカレンダーのように、どこから読んでも楽しめる構成になっているのがユニークです。長い不遇の時代をおくってきた彼女だけに、その言葉には体験からでる深い味わいが感じられます。

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「不運な女」 リチャード・ブローティガン(藤本 和子訳)

2005.12.06
「不運な女」 リチャード・ブローティガン(藤本 和子訳)

新潮社 ¥ 1,680

 遺品の中から発見されたブローティガンの最後の小説です。

 荷造りもまともにできない男が、死んだ女友だちへの思いを鞄に詰めてモンタナを発ち、アメリカ中を東へ西へとせわしなく旅する中、いつしか女は置き去りに・・・。

 この作品を書き終えた一年ほどのちの1984年に...

05・11月28日~12月4日・売上ベスト10

2005.12.05

1.「楽しそうに生きてる人の習慣術」 野口 京子著 《河出書房新社》

2.「きょうの猫村さん1」 ほし よりこ 著 《マガジンハウス》

3.「てのひらの迷路」 石田 衣良著 《講談社》

4.「生協の白石さん」 白石 昌則著 《講談社》

5.「まんげつのよるに」 木村 裕...

「庭の旅」  白井隆 

2005.12.03
「庭の旅」  白井隆 

  TOTO出版 ¥ 1,890

 イギリスでガーデンデザインを学んだ造園家夫婦が各地の庭を訪ね歩いた記録をまとめた本です。その根底には庭を建物の付属物として見るのではなく、暮らしの場全体を計画する方法として捉えるという考えがあります。  庭を通して美しい暮らしを発見する素敵な旅となっています。

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「GOOD LOOKING LIFE」 津田晴美

2005.12.02
「GOOD LOOKING LIFE」 津田晴美

 TOTO出版 ¥1600

 「グッドルッキングライフ=“いい感じ生活”をしている人の43の行動」と表紙にあるとおり、より生活を充実させるためのヒントがぎっしり詰まった本です。文章はもちろん、インテリアデザイナーである著者自身による写真やイラストも“いい感じ“で、出版されて大分経つ本ですが、あまり古さを感じさせません。<...

「おいしいコーヒーをいれるために」 中川ちえ

2005.11.30
「おいしいコーヒーをいれるために」 中川ちえ

 メディアファクトリー ¥1155

 タイトルどおり、おいしいコーヒーをいれるためのちょっとしたコツが豊富な写真とともに紹介されています。60ページほどの薄い本ですが、装丁がいかにも有山達也さんという感じで、「おいしいコーヒー=日々の暮らしのささやかな楽しみ」といった雰囲気がよく出ているかわいい本です。

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「ダライ・ラマLOVE?愛ってなんだろう?」 ダライ・ラマ14世 

2005.11.30
「ダライ・ラマLOVE?愛ってなんだろう?」 ダライ・ラマ14世 

 マーブルトロン ¥1680

 ダライ・ラマ14世が一昨年来日して行った平和講演をまとめたものですが、イラストや写真を使ったビジュアルブックのような体裁で仕上げられているのが斬新です。  4500人もの若者を前に語った彼の言葉を、彼らに伝わりやすいパッケージで届けようという努力が感じとれる一冊です。

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「星野道夫と見た風景」 星野道夫、星野直子

2005.11.30
「星野道夫と見た風景」 星野道夫、星野直子

 新潮社 ¥ 1,365

 写真家星野道夫が熊に襲われ亡くなって10年ちかく。この本は直子夫人が結婚してからの5年半を、撮影に同行した際の写真を中心にふりかえったものです。アラスカの大自然や野生動物を撮り続けながら多くの著作を残した彼の短くも濃密な軌跡を辿る珠玉の一冊といえます。

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05・11月21日~11月27日・売上ベスト10

2005.11.28

1.「こんなふうに食べるのが好き」 堀井 和子 著 《アスコム》

2.「パスタの基本」 落合 務 著 《講談社》

3.「人は見た目が9割」 竹内 一郎 著 《新潮社》

4.「プロ論。」 B-ing編集部 編 《徳間書店》

5.「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」 山田 真...

05・11月14日~11月20日・売上ベスト10

2005.11.26

1.「東京タワー」 リリー フランキー 《扶桑社》

2.「京都おでかけ帖」 甲斐 みのり 著 《祥伝社》

3.「A・R・Iのお菓子の提案」 森岡 梨 著 《文化出版局》

4.「55㎡の暮らし替え」 大原 照子 著 《文化出版局》

5.「遅めの和ごはんと夜ふかしおやつ」 ...

「本屋さんの仕事」 太陽レクチャー・ブック005

2005.11.24
「本屋さんの仕事」 太陽レクチャー・ブック005

平凡社 ¥ 1,575

 本屋を始めようと思った時、当然ですがずいぶんと本屋に関する本を読みました。だからこのジャンルの本が出ると、条件反射的に仕入れてしまいます。  この本は平凡社の太陽レクチャーブックというシリーズの中の一冊で、「アートのお仕事」と同時発売になったものです。タコシェ、ブックファースト渋谷店、T...

「NAMI」 梶井照陰 

2005.11.22
「NAMI」 梶井照陰 

リトルモア ¥2940

 僧侶をする傍ら、デジタルカメラを片手に佐渡島の波を撮り続けた著者初の写真集。ヴィジュアル誌の公募でグランプリを受賞したことで世に出たものですが、まるで生き物のような存在感を放つ波の姿は、今まで味わったことの無い不思議な感動を与えてくれます。

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05・11月7日~11月13日・売上ベスト10

2005.11.18

1.「京都ご案内手帖」 平澤 まりこ 著 《ソニーマガジン》

2.「きょうの猫村さん1」 ほし よりこ 著 《マガジンハウス》

3.「器と暮らす」 中川 ちえ 著 《中央出版》

4.「パリの小さな店案内」 山本 ゆりこ 《六耀社》

5.「ストックホルムのキッチン」 ジュ...

「サン=ジェルマン=デ=プレ入門」 ボリス・ヴィアン(浜本 正文・訳)

2005.11.11
「サン=ジェルマン=デ=プレ入門」 ボリス・ヴィアン(浜本 正文・訳)

 文遊社 ¥ 3,360

 第二次大戦直後、開放感に溢れたパリの知的・文化的中心地として一世を風靡したサン=ジェルマン=デ=プレ。サルトル、ピカソ、カミュ、コクトーらをはじめとした大勢の文化人やアーティストが集った時代にその象徴的存在だったのがボリス・ヴィアン。小説家、詩人、劇作家、作曲家、ジャズ・トランペッター...

「と/to」 小泉誠

2005.11.09
「と/to」 小泉誠

 TOTO出版 ¥ 1,050

 小泉誠さんの肩書きであるリビングデザイナーという言葉は、本当に氏の仕事をよく表したものだと思います。食器や時計から照明・椅子・テーブル、そしてインテリア・建築にいたるまでいろいろなものをデザインされていますが、どれもシャープでいて温かみのあるものばかりです。デザイナーの主張を前面...

「フルクサスとは何か」日常とアートを結びつけた人々 塩見允枝子

2005.11.09
「フルクサスとは何か」日常とアートを結びつけた人々 塩見允枝子

 フィルムアート社 ¥2415

 特に美術史を勉強したわけではない私でも、オノ・ヨーコ、ヨーゼフ・ボイス、ナム・ジュン・パイク、など錚錚たるアーティストがメンバーであったということとぐらいは知っていたフルクサスに関する本が出ました。著者は、60年代のNYでG.マチューナスによって創設されたこの前衛美術運動の初期から...

「パリの小さな店案内」 山本ゆりこ

2005.11.05
「パリの小さな店案内」 山本ゆりこ

 六耀社 ¥1890

 どうして女性はこんなにパリが好きなんでしょうか。イタリアびいきの店主としては、やや不思議なのですが、ともかくパリに関する本はよく出ますし、当店でもよく売れます。  この本もそういったパリ本のひとつですが、買物に特化したガイドになっているのがユニークです。パン屋、ケーキ屋などショップ別に商品の...

「自給自邸」セルフビルド魂万歳 

2005.11.05
「自給自邸」セルフビルド魂万歳 

 INAX出版 ¥1575

 「セルフビルド住宅」=多くの人が憧れるが、技術も暇もエネルギーもないため、あきらめざろうえないもの。といったところでしょうが、この本のなかには、そんな夢を実現した5人の実例が載っています。  どの家も各人における、「快適さ」という観念を徹底的に突き詰めたような迫力を感じさせてくれます。...