おすすめ本・雑誌
『スナップショットは日記か? 森山大道の写真と日本の日記文学の伝統』カタリココ文庫
作家の大竹昭子さんが企画するトーク&朗読イベント「カタリココ」から生まれた「カタリココ文庫」の散文シリーズ第2弾。『新潮』2020年7月号掲載の同名原稿に加え、写真家・森山大道さんへの最...
『Letter』皆川明
ミナペルホネンのホームページに掲載されてきた、皆川明さんの言葉=「レター」464篇を収録した、手帖のような詩集。ボルドーの布の表紙や、箔押しがほどこされていたりと、ミナの洋服のように美しく仕立て...
『アルテリ 10号』
自由な書き手のささやかな発信の場でありたいと思う気持ちが込められた、熊本発の文芸誌「アルテリ」の最新号。
谷川俊太郎さんが石牟礼道子さんの詩に応答した「空想の対詩」など、今号もそれ...
『IN/SECTS Vol.12 特集 大阪観光』
大阪を拠点とし、数々のカルチャーを発信してきた編集部が"観光"に目線を変えて、この街ならではのヒト・モノ・コトをご紹介します。
新しいショップや頼もしいニュージェネレーションのご...
『murren vol.26 模様』
『バウルを探して〈完全版〉』文/川内有緒、写真/中川彰
元国連職員という異色の経歴を持つノンフィクションライター川内有緒さんの「バウルを探して」が入荷しました。2013年に発表され新田次郎文学賞を受賞した作品ですが、文庫化の後、品切れになっていたもの...
『樂 48号 長崎が奏でる音』
毎度様々な角度から長崎の魅力を深く紹介するマガジン・樂の48号は、「音」の特集。浦上教会の鐘。長崎くんち。ペーロン祭り。月琴。長崎風鈴。石畳をこつこつと叩く靴音。土地や人々の記憶に結びついている...
『ボッティチェリ 疫病の時代の寓話』バリー・ユアグロー著、柴田元幸訳
アメリカ在住の作家バリー・ユアグローが、ロックダウン下のニューヨークで「正気を保つため」に書いたという12の寓話。それを、翻訳家の柴田元幸さんがほぼリアルタイムで訳されました。この小さな冊子に、...
『わかりやすい民藝』高木崇雄
福岡のけやき通りに佇む工芸店「工藝風向」の店主、高木崇雄さんの著書がD&DEPARTMENTから刊行されました。「民藝」とは何かを「今、ここ」から改めて読み解く一冊。装丁には柳宗悦にゆか...
『生きる はたらく つくる』皆川明
今年設立25周年を迎えたミナ・ペルホネン。デザイナー皆川明さんへのロングインタビューをまとめた、初めての自伝『生きる はたらく つくる』が刊行されました。少年時代の思い出や、家族のこと。服飾学校...
『NEUTRAL COLORS 創刊号』編集発行人 加藤直徳
『NEUTRAL』、『TRANSIT』、『ATRANTIS』を世に送り出してきた編集者・加藤直徳さんが立ち上げた出版社"NEUTRAL COLORS"の1冊目の雑誌。タラブックスのシルクスクリー...
「エトセトラ vol.3 特集 私による私のための身体」
まだ伝えられていない女性の声を届ける出版社、エトセトラブックスの雑誌『エトセトラ』。『美容は自尊心の筋トレ』の著者である長田杏奈さんが責任編集を務める第3号集は、"身体"特集です。
<...「とるにたらないおとこの話」さかたきよこ、タダジュン
版画家、イラストレーター、画家として活躍するさかたきよこさんとタダジュンさんの、両手に収まるサイズの小さな絵本。猫と暮らす版画家の男のどこかユーモラスな日常が、銅版画の挿絵を添えて描かれています...
「あの人が歌うのをきいたことがない」堀込高樹、福田利之
KIRINJI堀込高樹さんのことばに、イラストレーター福田利之さんが絵を添えた"聴こえる"絵本。"聴こえる"というのは、こちらの絵本をもとに堀込さんが制作した楽曲が、サブスクリプション配信、ダウ...