福岡・けやき通り & 箱崎の小さな本屋

Independent Small Bookstore in Fukuoka since 2001

おすすめ本・雑誌

「旅の断片」若菜晃子

2020.01.11
「旅の断片」若菜晃子

〈街と山のあいだ〉をテーマとした小冊子『murren』の編集・発行人による、待望の随筆で、旅の三部作、第一集。若菜さんの綴る文は、嘘がなく、まっすぐで、読む者に対してとても誠実...

「くらやみに、馬といる」 河田桟

2020.01.11
「くらやみに、馬といる」 河田桟

日本のはしっこ与那国島にあるカディブックスから、「馬語手帖」「はしっこに、馬といる」に続く3作目が届きました。ふとしたきっかけで、夜、くらやみの中で馬たちが過ごす時間に居合わせ...

CONTE MAGAZINE 創刊号

2019.12.28
CONTE MAGAZINE 創刊号

沖縄で創刊した『CONTE MAGAZINE』(コントマガジン)。
フランス語の“ショートストーリー”(=CONTE)という意味をもつこの雑誌を手掛けるのは、6...

「画家のむだ歩き」牧野伊三夫

2019.01.26
「画家のむだ歩き」牧野伊三夫

 北九州市生まれの画家、牧野伊三夫さんのイラストエッセイのご紹介です。
スケッチブックを片手に東へ西へ。牧野画伯のそぞろ歩き記。故郷小倉の食にまつわる思い出話も美味しく語られていま...

「葦がオレを呼んでいる!」武富勝彦

2019.01.26
「葦がオレを呼んでいる!」武富勝彦

 葦(ヨシ)という川原に茂る草を肥料にした古代米づくりに取り組み、食のノーベル賞とも言われるスローフード大賞を日本人で初めて受賞した唐津市の武富勝彦さん。武富さんがこれまでの活動を記録した本「葦...

「MY Little New York Times」佐久間裕美子

2019.01.20
「MY Little New York Times」佐久間裕美子

 『ヒップな生活革命』『ピンヒールははかない』に続く佐久間裕美子さんの新刊、『My Little New York Times』(NUMABOOKS)。トランプ氏が大統領に就任してから、「アメリ...

「脱!暴走老人」谷本真由美

2019.01.20
「脱!暴走老人」谷本真由美

 イギリス在住の著者が、ヨーロッパには「暴走老人」が少ない理由を解き明かした本。欧州シニアの人生の楽しみ方や、老後資金や節約術まで紹介されています。 「暴走老人」にならないために、という章では、...

「福岡路上遺産 身近に残る歴史の痕跡 2」Y氏

2019.01.13
「福岡路上遺産 身近に残る歴史の痕跡 2」Y氏

 待望のY氏よる福岡路上遺産第二弾!
 路上に残る石碑や建築物、道筋、地名などを歴史遺産とみなし、そこから様々な逸話を掘り起こす。常識からトリビアまで、Y氏がおすすめする福岡のス...

「悲しくてかっこいい人」イ・ラン

2019.01.13
「悲しくてかっこいい人」イ・ラン

 韓国のみならず、日本でも独特の存在感を放つソウルのアーティスト、イ・ランの短いエッセイ73編をまとめた著書『悲しくてかっこいい人』。
 本書は2016年冬に韓国で発売し、7刷の...

「『百年の孤独』を代わりに読む」友田とん

2019.01.13
「『百年の孤独』を代わりに読む」友田とん

 ガルシア・マルケスの『百年の孤独』を改めて読もうと決めた著者・友田さん。4年の歳月をかけ、感想と脱線話を綴ったnoteを書籍化。
BRUTUS「危険な読書」にも掲載された注目の一...

「cook」坂口恭平

2019.01.13
「cook」坂口恭平

 熊本県出身の作家・坂口恭平さんの料理書です!
写真付きの30日間自炊料理日記「cook1,2」と、料理の起源へと立ち戻るエッセイ「料理とは何か」を収録。
こころ...

「預言の哀しみ」渡辺京二

2019.01.13
「預言の哀しみ」渡辺京二

 2018年2月10日、石牟礼道子さんが亡くなりました。本書の著者、渡辺京二さんは、石牟礼さんの最も良き理解者として互いに支え合い、最期を看取りました。

本書には、石牟礼さんの闘...

「ことばの生まれる景色」辻山良雄

2019.01.13
「ことばの生まれる景色」辻山良雄

 東京の本屋titleの店主・辻山良雄さんが選んだ40冊の本の一節に、画家nakabanさんがイメージを膨らませて絵を描きました。
絵と文が並び立ち、物語のよう。エッセイとして、...

「空の青さをみつめていると」「朝のかたち」谷川俊太郎

2019.01.13
「空の青さをみつめていると」「朝のかたち」谷川俊太郎

 谷川俊太郎さんの詩集『空の青さをみつめていると』『朝のかたち』が文庫で復刊されました。『そらの青さをみつめていると』には1950年年代から1960年代、『朝のかたち』には1970年~1983年...

「地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門」木下斉

2018.12.02

 木下斉さんの新刊『地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門』!

「地域再生の成功は“まず始めること”そして“一度の失敗でやめないこと”」

カリスマ...

「幸せについて」谷川俊太郎

2018.12.02

 谷川俊太郎さんの"エッセイ"、『幸せについて』。


表紙は3種類、谷川さんの手書き文字です。装丁は名久井直子さん。幸せについての短い文章が綴られています。

「みな、やっとの思いで坂をのぼる」

2018.12.02

 「水俣病」と聞いて何を思いますか。

・チッソの工場排水によってメチル水銀中毒が引き起こされたということ。
・県も国も企業側に立ち、患者に寄り添わなかったため、患者...

2018年10月1日~10月31日 売上ベスト10

2018.11.11

1. 僕の好きな映画。
《マガジンハウス》
1,080円(1,000円+税)

2.うどんWalker 福岡・九州
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「フェルメール」植本一子

2018.09.24
「フェルメール」植本一子

『旅の目的は、フェルメールのすべてを撮ること。』

7カ国14都市・17の美術館を巡り、カメラとペンで記録した写真家・植本一子さんの旅の記録「フェル...

「本を贈る」

2018.09.24
「本を贈る」

 本作りに携わる10名のリレーのようなエッセイ。原稿を綴り、印刷されて、書店で他の本と並び、読者に届く。そのあいだで真摯に仕事をする人々の言葉が、心に響きます。ふわりと軽い手触り、この装丁のさり...