福岡・けやき通り & 箱崎の小さな本屋

Independent Small Bookstore in Fukuoka since 2001

商品のご紹介

「日常の中に生まれてくるある瞬間について(リソグラフ特装版)」安達茉莉子

2020.04.11

言葉にすると手触りや温度がこぼれてしまうような、いかんとも形容しがたい「The Feeling When...(そんなときの、あの感じ)」を、絵と言葉(英語と日本語)で間接的に描いた安達茉莉子さんの小さな本。同じ写真を見ることで、同じ気持ちが心の奥から立ち上がってくるような、そんな感覚。安達さんは、英語で詩が書ける...

「わたしを空腹にしないほうがいい」くどうれいん

2020.04.11

盛岡の歌人、くどうれいんさんの"食べる"にまつわるエッセイ集『わたしを空腹にしないほうがいい』。同じく盛岡の書店BOOKNERDより2018年夏に刊行され、現在8刷!軽やかで、無邪気かと思えば、ぐっと真理を突き付けられたり、リズムのよい緩急ある文章で、ぐいぐいと読ませます。多くの人に、その言葉を必要とされている注目...

「mal” 01 隣町珈琲の本」

2020.04.01
「mal” 01 隣町珈琲の本」

小商い、路地裏、街場の思考。文筆家・平川克美さんが店主をつとめる喫茶店があることをご存知でしょうか。東京荏原中延、町から少しはずれにある、開店から6年目を迎えた「隣町珈琲(となりまちカフェ)」が発行する地域文芸誌「mal”(マル)」の創刊号です。

大田区で70歳まで旋盤工を続けながら、...

「NEVER TIRE OF THE ROAD」アンディ・アーヴァイン 著 柴田元幸 訳

2020.04.01
「NEVER TIRE OF THE ROAD」アンディ・アーヴァイン 著 柴田元幸 訳

アンディ・アーヴァインは、アイルランド伝統音楽のミュージシャンであり、伝承歌をうたうシンガーであり、シンガーソングライター。バンドで、またソロやコラボレーションで、半世紀以上に渡って音楽活動を続け、77歳の現在も一年の大半を世界各地でのツアーに飛び回っています。
1960年代後半に旅して出会ったバルカ...

「FOLK」baobab

2020.03.14
「FOLK」baobab

大分山香カテリーナの森を拠点として、自然の中での暮らしや、ものづくりとともにある音楽を発信するbaobabの5thアルバム。ジャケットのドローイングは小池アミイゴさんです。

 

 


「folk」日常に広がる景色、文化、 根ざす人た...

「猫のミーラ」井上奈奈

2020.03.14
「猫のミーラ」井上奈奈

絵本『くままでのおさらい』特装版が「世界で最も美しい本コンクール」にて銀賞を受賞した経歴を持つ井上奈奈さんの新刊。2020年2月22日、猫の日に発売されたとても美しい絵本です。

少女フリーダと愛猫ミーラの物語。静かでやさしい世界観の奥に凛とした美しさが煌めくのは、本作が、フリーダ・...

「世界のはじまり(3刷)」タラブックス/タムラ堂

2020.03.10
「世界のはじまり(3刷)」タラブックス/タムラ堂

南インドのちいさな工房タラブックスから、美しく繊細な絵本が届きました。「夜の木」の画家のひとりとして多くの読者を魅了し続けている現代ゴンド・アートの第一人者バッジュ・シャーム。彼が中央インドのゴンド民族に伝わる創造神話の豊かな世界に分け入り、人々の日々の暮らしに息づく数多の物語の本質をすくい上げ、壮大なスケールで描...

「何か大切なものをなくしてそして立ち上がった頃の人へ(リソグラフ特装版)」安達茉莉子

2020.03.07
「何か大切なものをなくしてそして立ち上がった頃の人へ(リソグラフ特装版)」安達茉莉子

大分県日田市のご出身で、政府機関での勤務やイギリス大学院への留学など様々な組織や場所を経験してきた安達茉莉子さんの、絵と言葉の本が入荷しました。アルファベットのAからZまでの頭文字で始まる短い文章が、英語と日本語で綴られています。

何かを失ったときや、落ち込んだときほど、物事は遅く、繊細に見えるよう...

「アルテリ 9号」アルテリ編集室

2020.02.22
「アルテリ 9号」アルテリ編集室

熊本発の文芸誌「アルテリ」9号。前置きなく、表紙からすでに谷川俊太郎さんの詩が始まっています。渡辺京二氏の2万字インタビュー第3弾も掲載。他執筆者も吉本由美さん、坂口恭平さん、田尻久子さんなど豪華なメンバー。

アルテリ編集室 1000円+税

「うもれる日々」橋本亮二

2020.02.15
「うもれる日々」橋本亮二

出版社の営業部に勤める橋本亮二さんと、製本屋の笠井瑠美子さんが立ち上げた異色の出版レーベル「十七時退勤社」より、初の刊行書籍である「うもれる日々」が届きました。
本と人をつなぐ営業として、出版業界でも稀有な存在感を放つ橋本さん。
「本屋に並ぶ本を、いろんな角度から照射して、手にしてくれる...

「私は本屋が好きでした」永江朗

2020.02.15
「私は本屋が好きでした」永江朗

3/29トークイベント開催決定!

長年、業界誌で書店の取材を続け、出版・書店業界に最も精通したライターとして知られる永江さん。近年は、NHKの「あさイチ」や「ラジオ深夜便」の出演の他、各誌の連載も多数手がけ、本の紹介者としても広く知られています。

新刊『私は本屋が好きで...

「ありのままがあるところ」福森伸

2020.02.08
「ありのままがあるところ」福森伸

知的障がいや精神障がいのある方が集まり、暮している複合型福祉施設「しょうぶ園」。「できないことは、しなくていい。」クラフトやアート作品、音楽活動が日本を始め、世界中から注目されています。人が真に能力を発揮し、のびのびと過ごすために必要なことはなんなのか?改めて「本来の生きる姿」とは何かを問い直されています。

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「TRAVEL UNA no.1」UNAラボラトリーズ

2020.02.08
「TRAVEL UNA no.1」UNAラボラトリーズ

九州初のトラベルマガジン、「TRAVEL UNA(トラベルユーナ」)創刊号が入荷しました!UNAはUnited Native Acumenの頭文字。毎号テーマを決めて九州という土地の叡智を深く探究し、更なる九州の魅力を生み出すトラベルガイドです。創刊号のテーマは「ネイティブテキスタイルをめぐる旅」と題し、福岡久留米...

「増補版 本屋、はじめました」辻山良雄

2020.01.25
「増補版 本屋、はじめました」辻山良雄

本好きも、そこまでではない人も、行けば何か刺さる一冊が見つかる東京・荻窪の小さな新刊書店、Title。店主の辻山良雄さんが開業までの道のりや、物件探し、棚づくり、事業計画書など本屋開業のノウハウも細かく掲載した1冊が文庫になりました。文庫化にあたり、開業から現在までの出来事を綴った「その後のTitle」を収録。若松...

「増補新版 いま、地方で生きるということ」西村佳哲

2020.01.25
「増補新版 いま、地方で生きるということ」西村佳哲

『自分の仕事をつくる』『自分をいかして生きる』などの著者である働き方研究家の西村さんが東北・九州に足を運び、10人+1人(ミシマ社の三島さん)への地震後の取材により「どこで働く?」「どこで生きる?」という問いを考えてゆく一冊。8年後のインタビューを大幅に加えた決定版です。

筑摩書房 860円+税

「せかいねこのひ」井上奈奈

2020.01.25
「せかいねこのひ」井上奈奈

あるあさめざめたら、だれもがことばを忘れていました。あいさつをするときも、でんわをするときも、口からでるのは「ニャー」というなきごえだけ。こまった人たちは、こんなひはねこをおてほんにすごそうときめました――。
『ウラオモテヤマネコ』の作者、井上奈奈さんの絵本です。
8月8日は国際動物福祉...

「小さな泊まれる出版社」真鶴出版

2020.01.25
「小さな泊まれる出版社」真鶴出版

町を歩く。暮しをつくる。
神奈川県の小さな港町、真鶴で”泊まれる出版社”を夫婦で営む「真鶴出版」。出版業で真鶴の情報を発信しながら、その情報を見て実際に訪れた人を宿に受け入れる活動をしています。
地方で仕事をつくるって?これからの生き方について真っ直ぐ向き合った、小さな町のやさしい暮らし...

【特典付】「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。」岩田聡/述 ほぼ日刊イトイ新聞/編 糸井重里/監修

2020.01.11
【特典付】「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。」岩田聡/述 ほぼ日刊イトイ新聞/編 糸井重里/監修

任天堂の元社長、岩田聡さんのことばをまとめた1冊。ほぼ日刊イトイ新聞に掲載されたたくさんのインタビューや対談、そして任天堂公式ページに掲載された「社長が訊く」シリーズから、重要なことばを抜粋して再構成されています。多くの名作ゲームを生み出した岩田聡さんのクリエイティブに対する思いや経営理念、価値観、ポリシー、哲学な...

CD baobab + haruka nakamura / カナタ

2020.01.11
CD baobab + haruka nakamura / カナタ

大分山香カテリーナの森を拠点として、自然の中での暮らしや、ものづくりとともにある音楽を発信するbaobabと、旅を続ける音楽家haruka nakamuraの初めての共作アルバム。歌、ギター、フィドル、パーカッション、そしてピアノのシンプルなアコースティックサウンドに古楽器が加わり、豊かな音色に満ちた10曲を収録。...

「旅の断片」若菜晃子

2020.01.11
「旅の断片」若菜晃子

〈街と山のあいだ〉をテーマとした小冊子『murren』の編集・発行人による、待望の随筆で、旅の三部作、第一集。若菜さんの綴る文は、嘘がなく、まっすぐで、読む者に対してとても誠実です。そして、物や事を「よくみる」ということについて、考えさせられます。

人は、目に見える景色を、それまで...